【20世紀エロ少年】第四回「古の出会い厨 テレクラ~Q2までの巻」

みなさんいい出会いしてますか?

僕はといえば毎日家と職場の往復で素敵な出来事などあるはずもなく、非モテなしみったれたシングルライフを送っています。

そんな男が色んな女と出会いまくりヤりまくりだった頃のお話です。

 

それは高校卒業と同時に始まりました。当時の彼女とはラブラブで良好な関係だったのですが性獣と化した僕はそれに満足せず日々あらたな出会いを探していました。基本スタイルはソロナンパでホームグラウンドは本屋でした。「その本、面白いよね!」てな具合に三文芝居で好みの女の子に声をかけまくっていました。これが意外に成功率が高く充実のエロライフを送っていたわけなのですが、そんな日常に確変が起こります。

そう、あのテレクラブーム到来です。

もちろん僕も足繁く色んなテレクラに通いました。電話の早取りも女の子とのお喋りも決して上手くは無かったけどテレクラ特有のゲーム性に夢中になったものです。収穫が無かった日は帰り道の駅前などにポツンと立っているブスに声をかけるとこれが大概テレクラの待ち合わせでスッポかされた子ですぐやらせてもらえたものです。この時期が僕の人生で1番雑食で本当に誰とでもヤってました。

雑食エロフードファイターな僕もやっぱり好みの女の子とHしたい!ということでナンパと共に利用していた出会いツールが音楽雑誌の「友達募集コーナー」です。特にマイナーなバンドのファンの女の子は可愛くても周りに理解者がいないためどんな遠方からでも会いに来てくれました。刹那的ではあるもののラブに溢れた時間を過ごせたものです。

しかし、一世を風靡したテレクラは規制により消えていき、いつの間にか雑誌の出会いコーナーも無くなりエロ食いしん坊は常に腹ペコ状態、ビンビンのチンポ(Sサイズ)を持て余していたその時出会い界に革命が起きるのです。

ダイヤルQ2の登場です!

こいつには本当にお世話になりました。まだQ2が世間に浸透する前、僕の友人がQ2の権利を取得しそこに僕も運営で関わる事になったのです。男女の出会いの場として人気を博してはいたのですが、やはり圧倒的に男性率が高く僕らはサクラを雇う事にしたのです。在宅通勤問わず大量のおサセちゃんが僕のまわりに集まって来たのです。しかし楽しい時間は続く訳も無くダイヤルQ2にも規制が入り僕らは閉店を余儀なくされます。同時期結婚した僕のエロパワーは右肩下がりになっていくのです。

ここまでが約10年間、昭和の終わりから平成になるまでのお話でした。沢山の女の子と出会いましたが本当に可愛い子が多かったです。そしてとびきりのブスも。不思議な事に普通の女の子はほとんどいませんでした。あとほぼ全員メンヘラちゃんで地雷踏みまくりの毎日でしたね。

そんな僕もすっかりおとなしくなりマッチングアプリやらの新しい出会いツールにも手を出さない生活です。そろそろ本気出しますかね。自信無い笑

最後に出会いを求めるみなさんにかつて活躍した僕からアドバイスです。女の子との出会いに成功するには?とにかく自信を持つ事だと僕は思います。何の取り柄も無くイケメンでも無い僕ですが当時は「俺はモテる」という根拠の無い自信がありました。その自信に女の子が惹かれるといったところでしょうか。そしてなにより大事なのは優しさだと‥おっと誰か来たようです。そろそろシコって寝ますか。それではみなさんよい出会いを。