
DXファンの皆様、初めまして。ダマエダと申します。
エロに夢とロマンがあった僕の少年〜青年時代のあれやこれやのムダ話。
ネットもSNSも無かった古の昭和のエロネタの表裏をご紹介させていただきます。
僕がオナニーを覚えたての頃のズリネタといえばエロ本、エロ漫画が主流でした。
もちろん当時も家庭用ビデオデッキはありましたが、かなりの高額でお金持ちのご家庭にしかなかったのです。
深夜エロ自販機の前でドキドキしながら小銭を投入ボタンを押すと「ガッチャーン!」とデカイ音がして心臓が潰れそうになるなんてのは昭和エロ少年あるあるの第1位です。
▼最近ではめっきり見かけなくなったエロ自販機

【週刊プレイボーイ】

デイリーユースなズリネタとして活躍するのが通称ライトエロ本、週刊プレーボーイを代表とするヌードグラビアやエロ記事も載ってる一般誌です。
これなら当時子供だった僕にも気軽に買えましたし(売る方もどうかしてますが笑)お値段も安いのでエロ少年にはもってこいだったのです。
週刊プレーボーイといえば当時の男どもの100パーセントがお世話になっていたと言っても過言ではないほどのキングオブライトエロ本であり、同じ集英社ゆえに『エロの少年ジャンプ』の様な絶対的な存在でした。
アイドルや女優の初ヌードやセミヌードが毎週の様に掲載されるばかりか皆さん大好物の風俗ルポやナンパテクまでこれぞおとこの性典なのでした。
この表紙を見てもらってもその密度の濃さはおわかりでしょう。童貞読者の性の悩みに対しての名回答「ソープへ行け」by北方謙三が生まれたのもこの雑誌です。
ちなみに私が楽しみにしていたのは「ヨーロッパの妖精たち」というロリテイスト溢れるグラビアページであった事はここだけの秘密にしておきます。
【平凡パンチ】

ライトエロ本の王道をひた走るプレイボーイのカウンターとして今は亡き『平凡パンチ』がありました。
発行はなんとあのオシャレ出版社マガジンハウスです。セ・リーグとパ・リーグ、プレーボーイと平凡パンチてな具合です。
内容はプレーボーイと似てはいるもののどこか捻くれて斜に構えた感じが特徴で私は大好きでしたね。
この表紙一つとってもこれはエロなのか?アートなのか?訳わからないですよね。
80年代から誌面がどんどん迷走していって最後はみうらじゅんさんや蛭子さんなどサブカルスター総出演のコラム誌みたいになってしまいましたが個人的には大好きでした。
そのカオスな内容は実にネット的でしたね。いつかまた復活して欲しいものです。
【GORO】

その後「GORO」や「スコラ」が登場し、ちょいエロアイドル系やカメラ小僧系などが乱立してライトエロ本黄金時代を迎えるのですが、AVの台頭でブームは終わりを迎えたのです。
ライトエロ本で僕は性に目覚め、その後スワッピング雑誌やSM雑誌へと読書の幅広げていきました。そしていつしか本でヌく者「ブック派」と名乗る様になったのです。
大事なことは全部ライトエロ本が教えてくれた――――。
最後に最高にエロかったGORO連載の「実験人形ダミーオスカー」の名場面でお別れします。
